【ずっと今の会社でいいのか迷う方へ】転職はしなくても転職活動はするべき理由3選

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こんにちは、さくらです。

私は新卒の時からずっと同じ会社に勤めていますが、転職活動は2回したことがあります。

今の会社に残っているのは、転職活動がうまくいかなかったからではなく、転職活動をした結果、今の会社で頑張ろうとより思えるようになったから。

「転職活動」と「一つの会社で頑張る」というのは一見すると真逆のことのようですが、そうではありません。

本日は転職をするか迷ってる人も、一つの会社で定年まで働きたいと思っている人もとりあえず転職活動はした方が良い理由3選をお話しします。

この記事を読んでほしい方
  • ずっと今の会社にいていいのか迷っている方
  • 転職活動をする一歩が踏み出せない方
こんなあなたに!

自社の常識が世間の常識ではないことが分かる

私が転職活動をお勧めする理由一つ目は、一つの会社にずっといる人にありがちな凝り固まった「常識」から解き放たれることです。

同じ会社にずっといると自分の会社での常識が世間の常識であるかのように錯覚をしてしまいます。

私の例をお話します。

私のいる業界は平均年齢がとても高く、私のような20代はまだまだ若手という扱いです。

20代では役職に就いている人などほとんどいません。

しかし、とあるITベンチャーを受けていた時、これが当たり前ではないことを思い知らされました。

面接官はもし入社した場合私の直属の上司になる部長さんでした。

若い方でしたが、これからの会社の方向性を他人事では無く、そのために自分たちがどうするべきかという姿勢でお話されていました。

私の今の仕事のやり方も深く掘り下げてくださった上で、「それはどうしてこういうやり方にしないんですか?」と私が気づかなかった視点での意見をくださり、自社で当たり前のようにやっている仕事の方針について考える良い機械になりました。

その方が最後に一言。

「そういえば、私、松井さん(筆者)と同い年なんですよね。ちなみに部下の課長も同い年です」

……………?!?!?!

衝撃でした。

世の中に若い管理職の方がいることはなんとなく分かっていましたが、同い年の方が部長。。。

私の周りの環境では絶対にあり得ないことです。

私が今の会社で部長席に座っているなんてコントか何かのようで違和感しかありません。

でも、世間には実際にこの年で部長をやっている方がいる。

いつまでも若手気分で甘えていた自分が恥ずかしくなりました。

自分の市場価値を知ることができる

あなたはご自身の市場価値がどれくらいか明言することができますか?

転職活動をすることで、自分が他社から提示される給料やポジション、期待されている事を知り、自分の現実的な市場価値が嫌でも突きつけられます。

社内では優秀と褒めてもらえる人が他社ではなんの評価もされないことや、反対に「無能」だと思われていた人が他社では高く評価されることもあります。

私は今いる業界のことしか知らないし、今やっている営業という職種しか知りません。

しかも営業の中でも、他社では色んな手段の営業活動をされていて、中には私がやっているものとは全く違う営業スタイルもありました。

「営業」という職種すら私はほんの一部しか知らなかったんだと気付きました。

転職活動もせずにずっと何十年も同じ会社にいて、その会社で評価されていたら、自分が一つの会社の価値観でしか評価されていないのに、まるで世間全体から評価されているような錯覚を起こしていたかもしれません。

実際にそうなってしまっている役職者の人も私は沢山見てきました。

私自身、今の業界の営業の仕事が好きなので自ら辞める予定は今のところありません。

それでも転職活動によって、自分の客観的な市場価値を知れたこと、またこれから市場価値を上げるためには何を身につけるべきなのかを知れたことは現職で活躍するためのスキルを磨くためにも役に立ってくれています

自分の会社の良さを見つけられる

おそらく、一度でも転職活動をしようかな、と思ったことのある方は自社の良いところより悪いところにばかり目が行くようになっていることでしょう。

給料が低い、価値観や考え方が古い、などなど。

私の周りでも自社について文句ばかり言っている人が沢山います。

私は転職活動で自社と正反対の社風・事業内容の会社の方と面接をしてみて、衝撃を受けるほどの違いはあっても、客観的に見てどちらが良い、と優劣をつけられるものではないことが分かりました。

転職活動をする前は、「自社の風土が古い=悪いことだ」と思っていましたが、転職活動をしてみて、常に新しいやり方を追い求めるよりも、これまでの長い歴史で積み上がってきた取引先との信頼関係を大事にしながら仕事をしていく方が私には合っていると再確認することができました。

それは、新卒の就活の時に私が大事にしていた軸であることも思い出しました。

もちろん転職活動をする上で見てきた他社の良いところは取り入れていくべきだとは思いますが、他社と比較した分、自分が入社時に感じていた自社の魅力を思い出すことができました。

転職してから「前の会社の方がよかった」とならないためにも、冷静に他社と比較をして、自分が何故この会社を選んだのかを考え直すことは大切です。

いきなり選考を受ける勇気がない方へ

ここまで読んで転職活動をする重要性は分かったけど、いきなり企業の面接を受ける勇気はないという方もいるのではないでしょうか。

そういった方は、まず転職エージェントの面談だけでも受けてみることをお勧めします。

さくら
さくら

エージェントとの面談は志望動機とか服装とか何も考えずに受けられるから気楽だよ!

転職エージェントは沢山ありますが、私のおすすめはdodaです。

利用に費用が発生することは一切ないので、安心して活用してみてください。

まとめ:転職するかしないかに拘らず転職活動をすべき理由3選

この記事を読んでいる方はおそらく、「転職した方が良いかな」と悩んでいる方だと思います。

そういう場合はぜひ、深く考えないでとりあえず転職活動を始めてみてください。

でも本当はずっと一つの会社で頑張っていくつもりの人ほど転職活動をしてみてほしいと思います。

一つの会社にずっといる方は、転職活動でしか他社を知る機会を持てません。

人脈が広くて他の会社の話をよく聞いているつもりの人でも、一つの会社にずっといればどうしても周りにいるのは似たような環境にいる人ばかりになってきているんじゃないでしょうか。

「転職活動をする=転職をする」ということではありません。

転職をするかどうかはよくよく考える必要があることですが、転職活動をするかどうかはそんなに考え込まなくてもやってみれば良いと思います。

転職活動の中で本当に自分が転職をするべきかもう一度考えてみれば、後悔のない選択ができることでしょう。

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