親テーマが二つ&ウィジェットの編集画面がおかしい方へ【Cocoonの不具合】

スポンサーリンク

こんにちは、さくらです。

「WordPressのアップデート以降、なんだか使いにくくなったなぁ」なんて感じていませんか?

ウィジェットが前のようにドラッグで編集できなくなった、記事の編集画面が使い辛くなった。。。などなど。

それ、解決できますよ!

もしあなたがCocoonとConoHa WINGを使用しているのであれば、原因はおそらく下記の通りです。

ConoHa WING で提供されている Cocoonのテーマのフォルダ名が、標準のフォルダ名と異なっていることが原因で、ダッシュボードの操作でCocoonの親テーマをアップデートできない方が多くいらっしゃる…(略)

Cocoon設定に寄付タブが表示されない | Cocoonテーマに関する質問 | Cocoon フォーラム (wp-cocoon.com)

正直、なんのことか訳わからないですよね(;^ω^)

本日は私と同じことで躓いてしまっている方のために、私の体験談をお話したいと思います。

この記事を読んでほしい方
  • サーバーはConoHa WING、テーマはCocoonを使用している方
  • Cocoonのアップデードが出来なくて困っている方
  • Cocoonに寄付をしたけど、Cocoon設定に寄付タブが見つからない方
  • WordPressを使っていて不具合に気づいていても重大ではないからと放置している方
  • Cocoonの親テーマが2つ入っている方
  • ウィジェットの編集画面が人と違っていて操作方法が分からない方
こんなあなたに!

WordPressの自動アップデードで不具合

一番最初に違和感を覚えたのはWordpressが自動でアップデードをしてしまった時でした。

見出しのプレビューがきちんと表示されない

もともとはブロックエディタで見出しを入れると、実際の投稿時と同じ表示がされていましたが、見出しを入れても大きな文字になるだけでレイアウトが確認できなくなりました。

※不具合時の画像は当時の実際の画面ではなく、再現をして作成したものです。

記事タイトルと本文一行目の間に不自然に間が空きすぎているなど、他にもいくつか気になるポイントはありました。

実際に投稿すると、問題ないレイアウトで表示されていました。

ウィジェットがドラッグで編集できなくなった

本来のウィジェット編集画面は、この画像のように入れたい場所にウィジェットをドラッグするだけで編集可能ですよね。

しかし、不具合時にはこのようにウィジェットをドラッグすることはできず、下記のような画面になっていました。

画像は『レモンの読み物。』のレモンさんに提供頂きました。

1週間程度この状態でしたが、結局最後まで操作方法はよく分かりませんでした。

Cocoonのアップデードをしたつもりでいた

そもそも、Wordpressは自分が使っているテーマが新バージョンに対応をした更新をし、不具合がないことが確認できるまではアップデードしない方が良いということをやってしまった後に学びました。

さくら
さくら

そんなことすら知りませんでした・・・無知って怖い・・・

でもこの問題もCocoonがアップデードされれば解決するだろうと思って、あまり深刻には考えていませんでした。

お、きたきた!と思ってすぐにダッシュボードの更新からCocoonをアップデードしました。

・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

あれ?何も変わらないよ・・・?

今思えばどう考えてもおかしいんですが、何せ自分のWordpressの知識に全く自信がないので。。。

「これは不具合ではなく、ただ機能が変わっただけなのか」「テーマがアップデードしても素人には分からないものなのか」と無理やり自分を納得させていました。

ちょっと使いにくくなったぁくらいにしか考えていませんでした。

Cocoon設定に寄付タブがない

それからずっと放置していたのですが、実はもう一つずっと気になっていたことがありました。

Cocoonの開発者であるわいひらさんが体調を崩されており、Cocoonのメンテナンスを無償で行うのが難しくなってきたとのことで、寄付募っていらっしゃいました。

寄付なのに、寄付をしたら特典を頂けるというもので、この記事を見てすぐに寄付をさせて頂き、寄付コードも無事メールで届いたのですが、いくら探してもCocoon設定に寄付タブがありません。

Twitterなどで同じ不具合が起きている人がいないか探したのですが、見つかっても「Cocoonをアップデートしたら解決しました!」と言っている人ばかりで、「Cocoonのアップデートしても解決しないよ・・・?」と一人で悩んでいました。

このツイートのあと、②についてCocoonのフォーラムで質問をしてみたところ、大問題が発覚しました。

ちなみにこのツイートの①については、Cocoon設定の「スキン」→「表示スキン」→「全てのスキンを表示」の選択→「変更を保存」で解決しました。

私は「子テーマのスキンのみ表示」にしていたので、2つしかスキンがなかったようです。

Cocoonの不具合の原因と解決方法

先の二つの不具合は一応なんとかなっていたので気にしていなかったのですが、Cocoonの寄付特典機能はどうしても使ってみたかったので、初めてCocoonフォーラムで質問をさせて頂きました。

「Cocoon設定に寄付タブがない」ということを質問してみたところ、驚くほどすぐに回答を頂きました。

私がConoHa WINGからWordpressの立ち上げを行った際、インストールしたCocoonのテーマがデフォルトのCocoonのフォルダ名と異なっているために、ダッシュボードからCocoonのアップグレードができない状態になっていた、というのが今回の原因でした。

つまり、寄付タブがない件だけでなく、私気になっていた不具合は全てCocoonのアップデードがうまくできていなかったためだったということです。

そもそもインストールしていたテーマに問題があるということですから、一度今使っているCocoonを削除して、新しくデフォルトのCocoonを入れ直すという大がかりな作業になりました。

詳しいやり方は実際に私が質問をしたフォーラムを見て頂ければとても分かりやすく解説して頂いています。

一度テーマを削除するわけですから、きちんとバックアップを取っていないと今まで積み上げてきたものが全て水の泡になってしまいます。

同じトラブルが起きている方は作業開始前に下記だけは絶対に忘れないようにしてください。

忘れてはいけないバックアップ
  • Cocoon設定のバックアップ
  • テーマエディターのスタイルシート (style.css)などを編集している方はWordなどにコードをコピペしておく
  • 広告、アナリティクス、サーチコンソールなどのコードも全てコピペしておく
  • プラグイン「BackWPup」を利用してデータベースとファイルのバックアップ

Cocoonフォーラムで解説して頂いた通りに進めていった結果、何の問題もなく終わらせることができました。

Cocoon設定のバックアップの方法はこちら↓

BackWPupでバックアップを取る方法はこちら↓

かなり焦ると思いますが、落ち着いて一つ一つ間違いのないように作業してください。

さくら
さくら

Cocoon設定のバックアップとBackWPupのバックアップはそれぞれ目的が違うので、必ず両方行うようにしてくださいね!

要注意!Cocoonがアップデードできない方、親テーマが2つある方

この問題があなたにも起きているかを見分けるポイントは2つあります。

  • Cocoonが最新版になっているかどうか(2021年8月25日時点の最新はver.2.3.5.1 です)
  • wordpressの管理画面で「外観」→「テーマ」を見た時に親テーマが2つないか

親テーマが2つというのは、下記の画像のような状態です。

右側に2つCocoonがあります。

上記の右二つのCocoonを両方クリックしてバージョンを表示してください。

どちらか一つは最新バージョンになっているかもしれませんが、もう一つは最新になっていない状態かと思います。

Cocoonの親テーマは下記のように一つしかない状態が正常です。

Cocoonフォーラムで mk2(@mk2_mk2)様 に指摘をされるまでこれがおかしいということにも気づけなかったのですが、こうなっている方は私と同じ問題が起きている可能性が高いです。

今回の教訓:不具合を放置するな

今お話した不具合自体は正直どれも目をつぶることもできるものでした。

ちょっと「不便だなぁ」とか「残念だなぁ」とか思っても、普通に記事は更新できていましたし、更新された記事にも問題はありませんでした。

でも、その小さな不具合の裏には「使用しているテーマをインストールし直さないといけない」というブログ運営の大根本に関わってくる問題が隠れていました。

これからは少しでも不具合を感じたら放置をせずに、その場できちんと解決していかないといけないなと思います。

実際に不具合が解消された今、記事を書くのがすごくスムーズに進んでいて、今までの苦労はなんだったんだという感じです。

Q
寄付特典は問題なく使えるようになったの?
A

このように寄付特典の一つの「F&Q」も問題なく使えています(^^)/

ConoHa WINGについて

今回は私の無知のせいで問題が起きてしまいましたが、きちんと理解して使えばConoHa WINGはとても良いサーバーです。

有名なブロガーさん達もお勧めしているサーバーなので、選んでおいて間違いはありません。

ConoHa WINGのメリット
  • 料金が安い 月額792円~で使用可(2021年8月現在のキャンペーン適用価格)
  • 国内最速 2位に約2倍の差をつけて第1位(GMOインターネット㈱調べ)
  • 初心者でも使いやすい(WordPressサイトの運用に必要なすべてをすぐにセットアップできる「WordPressかんたんセットアップ」機能を無料で提供)
  • 他社からの移行も簡単(移行作業のConoHa WINGの担当者に任せることも可能)
  • 独自ドメインが2つ取得可能

まとめ:Cocoonの不具合時に確認してほしいこと

Cocoonフォーラムでお世話になった リフィトリー(@leafytree) 様 によると、ConoHa WINGからWordpressを始めた方でこのようなトラブルが起きている人はかなりいるようです。

私自身、この記事を投稿してから数十人の方に「自分も同じ問題が起きていた」というご報告を頂いています。

早めに解決しておくべき問題ですので、一度確認をしてみてください。

最後に、フォーラムにて色々とご丁寧に解説してくださった リフィトリー(@leafytree) 様 、問題解決の糸口に気づいてくださったmk2(@mk2_mk2)様、いくら感謝してもしきれません。

本当にありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました