こんにちは、さくらです。
私は過去に二度転職活動をしたことがあります。
結果的に転職はしませんでしたが、あの時転職エージェントの面談に行ったことが今の仕事に本気で向き合うきっかけにもなりました。
面談に行っていなければ、今でもなんとなくで仕事をしていたと思います。
今回はリクルート、マイナビ、doda、ハタラクティブと計4社の転職エージェントとの面談をし、実際に企業との最終面接までした私の体験談をもとに、転職したい人も迷っている人も転職エージェントに登録した方が良い理由をお話していきます。
そもそも転職エージェントとは?

新卒の就活の時にはなかなか利用する機会もないサービスなので、あまり聞きなじみがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
転職エージェントとは、転職を検討している方と採用を考えている企業の間に立って、転職成功を支援するサービス。求人動向や転職ノウハウに長けているキャリアアドバイザーが、求職者の転職活動をサポートします。
https://www.r-agent.com/service/aboutagent/(リクルートエージェント公式サイト)
よく有料サービスと勘違いされていますが、求職者側の費用は無料です。
入社が決まると、成果報酬として企業側がエージェントに支払いをする形で成り立っているビジネスです。
求職者側がお金を支払う必要はないですし、私自身4社のエージェントにお世話になりましたが、何か費用のかかる講座に勧誘されるみたいなことも一切なかったので、その点は安心して頂いて大丈夫です。
転職エージェントの利用の仕方と大体の流れ
登録していたエージェントは全て大体同じ流れでした。
- 公式サイトから登録
エージェント利用が初めての方にはdoda
がお勧めです。
- キャリアアドバイザーとの面談の日程候補を入力
登録後すぐに面談予約を促す電話がかかってくるエージェントもあります。
慌てずに自分のペースで予約をしましょう。 - 面談の日程が確定
- キャリアアドバイザーとの面談
面談では、「転職を考える理由」「希望業界・職種・条件」「今の仕事内容」などはどのエージェントでも聞かれます。具体的にやりたいことが決まっていなくても、「給料をあげたい」「休みを増やしたい」など率直に話しましょう。
エージェントとの面談内容が企業に伝わることはないので、ネガティブな転職理由なども正直に話して大丈夫です。服装も自由ですが、実際に面接に行く服を着て行ってアドバイスをもらうことも可能です。
- 職務経歴書や履歴書などの応募に必要な書類を用意
doda では初回面談前にこれまでの職歴を伝えておけば、面談当日までに職務経歴書のベースを作ってくれました。
- 気になる企業に応募
新卒の就活とは異なり、応募書類は企業ごとに書類を用意する必要はありません。
「応募」のボタンを押すだけで職務経歴書と履歴書をキャリアアドバイザーの方が代理で提出してくれるので、応募の敷居はかなり低いです! - 書類審査の結果が届く
- 面接の日程調整
これもエージェント経由で可能です。
- いざ、面接へ!

転職エージェント経由で転職活動をすれば、新卒の就活の時よりも圧倒的に楽にできるよ!
私は4社のエージェントを経験しましたが、求人数が業界トップクラスであり、且つ書類の作成など一番親身になって相談に乗ってくれたのはdodaでした。
初めてのエージェント利用には一番のおススメです。
転職エージェントを利用するメリット

具体的に私が感じた転職エージェントを利用するメリットをご紹介していきます。
面談で自分の市場価値を知ることができる
別の記事で、転職をするかしないか迷っている方でも転職活動をした方が良いというお話をしました。
⇒【ずっと今の会社でいいのか迷う方へ】転職するかしないかに拘らず転職活動をすべき理由3選
ただ、まだ転職するか決めていないのに、いきなり企業の面接を受けるのは躊躇するという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
転職エージェントとの面談であればハードルも低く、上記の記事でもお話した「自分の市場価値を知る」にも最適な機会になります。
私の現職は有形商材の営業なのですが、転職活動ではITベンチャーの営業を検討していたので、有形商材→無形商材での転職活動でした。
キャリアアドバイザーの方からは「これからの時代、無形商材の営業の経験をつけておくのはすごく良いと思う。ただ、現実的にIT企業は無形商材の営業経験者を募集していることが多いため、ハードルは高くなる」ということを教えて頂きました。
一方で「年齢的に今ならぎりぎり未経験でもポテンシャル採用をしてもらえる可能性は高い」「ITベンチャーは全体的に年齢も若く、20代で管理職についていることも頻繁にあるため、あまり年齢が高い未経験者は扱いにくいと思われてしまう」というお話も伺いました。
実際、今まで二度転職活動をしていて、一度目は新卒二年目、二度目は四年目で両方同じIT業界を受けましたが、二年目の時より四年目の方が書類の通過率は落ちていました。
世間一般には「最初の会社で最低3年は勤めるべき」などとも言われていますが、転職をしたい業界が全く畑違いなのであれば、話は違ってきます。
時間を浪費して後悔をすることのないように、一度転職エージェントの面談できちんと自分の市場価値を理解しておくことをお勧めします。
キャリアアドバイザーが職務経歴書の添削や面接の練習をしてくれる
あなたはそもそも「職務経歴書」と言われてどういうものかすぐに分かりますか?
私は何を書けばいいのか全く知りませんでした。
その状態でも、私が最初に行ったdodaのキャリアアドバイザーとの面談では、事前にサイト上で簡単な経歴を記載しておいたら、アドバイザーの方が面談当日に職務経歴書のフォーマットにまとめておいてくれました。
その後、ある程度の修正は必要になりますが、フォーマットを整えてもらえるだけで格段に楽になりますし、自分で追記した内容もきちんとアドバイザーの方が添削してくれます。
その他、志望動機のまとめ方の相談や模擬面談などもやって頂き、自信をもって面接に挑むことができました。
面接の日程調整や書類提出、内定後の辞退や給与交渉もしてくれる
日程調整や書類提出など新卒の就活の時煩わしかったことは全てエージェントの方でやってくれます。
現職で働きながらの時間がない中でも効率よく転職活動をすることができます。
特に新卒就活の時、「内定の辞退」ってすごく嫌じゃなかったですか?
「内定辞退 電話」「内定辞退 メール」「内定辞退 怒られる」など当時検索しまくった記憶があります。
実際に私は最終面接まで進んだ状態で転職活動を辞めましたが、エージェントの方に「今受けている企業を辞退します」と一言伝えるだけで終わらせることができました。
余計なストレスを感じずに転職活動ができる転職エージェントを使わない手はありません。
番外編:非公開求人がある
転職エージェントには、リクナビNEXTのような転職サイトには載っていない未公開求人もあります。
ただ、未公開にしている理由は「人気求人のため応募の殺到を避けるため」や「特別な経験を積んだ人材をエージェントに選定してもらうため」だったりするので、未経験者などが紹介してもらうことは難しいです。
私自身、未公開求人の紹介はされていません。
既にキャリアを積まれていて、経験を活かした転職活動をしたいという方にはメリットになるのではないでしょうか。
まとめ:転職エージェント利用のススメ
転職エージェントはお金もかかりませんし、面談に行ったからと言って必ず転職をしなくてはいけないわけではありません。
どうしても不安に感じる方のために、転職エージェント利用時の注意点についても下記の記事で解説しているので、合わせて読んでみてください。
⇒【転職するか迷っている人へ】転職エージェント利用時の失敗談と注意点
この注意点さえきちんと理解していればエージェントの利用によるデメリットは一つもありません。
軽い気持ちで是非一度転職エージェントの面談を受けてみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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